





本家 重兵衛
必見口コミ!
平成になって祇園から移転した。大将によると祖父の代には五十人ほどの人を使っていたそうである。往時は中庭には池があり、二階座敷では法事の食事にも使われていた大きな店だったそうである。そして父の二代目はすしの教科書も著したほどの名人だったそうである。今は大将と奥様の二人で切り盛りしているカウンターのみの店であるが、味は侮れない。 おまかせで握って頂いた。ただ、名物の磯巻と京好みおぼろ巻は必ず入れて貰うように頼んだ。 ① 写真#1の突出しに焼き栗と思ったら甘露煮に焼き色を付けた一品があった。手が込んでいるのである。シャリもタダの酢飯ではない。日本酒を入れて炊くことなどは良く知られている方法なのだが、米も産地を指定して、水分を多く含む新米を使わないという。 ② スズキは皮を炙り、身が厚く噛みごたえがあり、塩と酸味で味が付いている。しかし、がっついていて撮影を失念した。 ③ 写真#2のとろける鰤は醤油をつけて頂くが、中トロのような口溶けである。何か仕事をしているのであろうが、素人の私は旨い旨いと唸るだけである。 ④ 写真#3のヤリイカは口に含むと柚の香りが鼻に抜ける。これ見よがしに柚子皮を目の前で摺らないところが京都のやり方なのであろう。包丁の入れ方も細かい。 ⑤ 写真#4の鯖寿しは塩加減、酢加減が寿司屋だなあと納得する仕上がりになっている。つまりはいづうやいづ重で出されるものより、若い感じがするのである。どちらが良いと言っているのではない。 ⑥ 写真#5は煮海老、普通の海老は煮てしまうと身が引き締まってしまうのであるが、筋肉繊維のほぐれ具合がすごい。ほぐれるので、舌や口腔への接触面積が増えて味合いが深まる ⑦ 写真#6は鰹、カツオの香りと生姜の刺激、浅葱の歯応えの三位一体の楽しみがある。 ⑧ 写真#7はトロ、説明は不要だ。 ⑨ 写真#8は赤貝の身と紐。私は赤貝フェチなので赤貝の形と色があれば黙って食べるのである。寿司屋によっては貝殻から取り出して、まな板にたたきつけるところまでやってくれる店もあるが、半日寝かした方が旨いという説、数日間寝かせて水分を飛ばす説もあり、まさしく諸説ありますの状態である。 ⑩ 写真#9は磯巻とおぼろ巻。同じ巻物であるが、巻く圧力がそれぞれ違うと説明して頂いた。磯巻とは、鯖を中心に入れた箱寿司をおぼろ昆布で包んだ寿司である。 以下省略
烏丸駅徒歩2分
寿司 / 割烹・小料理屋 / 京料理
京都府 京都市中京区占出山町310-6




















































































































