お任せではなく、お好みが基本の鮨屋は私にとって鬼門であった。お決まりであれば、1、2貫追加にて頼めば満足するものですが、好きなネタ、食べたいネタを頼んでいると何貫食べたか忘れてしまう。それも旨いとなれば歯止めが効かない。
最悪なことに、この日は私を入れて3名だけで、他の二名は呑んでいるので、私だけに握ってる状態でした。親方は握りが早い上、どのネタでも直ぐに崩れてしまうのではと思うくらいの握りなので、口の中で解れて直ぐなくなってしまうあり様。
必然的に私の食べるスピードも早くなり、気づいた時に食べてないネタは、車海老と雲丹だけに。この際だから全てのネタをと言う誘惑が頭をもたげたが、財布の中身を思い出すと冷静に「最後は干瓢巻き下さい」とヤット言うことができました。
貫数的には、15貫で、極端に多いわけではないけれど、昔ながらの大ぶりな握りでお腹がかなりいっぱいになっているのに気づいた次第です。
親方の煮切りは主張が強くない。素材に施した仕事の自信の現れだろう。先日の水天宮に鮨屋との違い、私には薄く感じた。兎に角握りが軽い、そんな握り方で大丈夫?と思う位、返しも少ないのに、崩れそうで崩れない。絶妙です。見ていると3手ぐらいでつけ台に。。。こんな握り方は初めて見ました。
本日の注文:
⒈星鰈・・・よく噛んでいると鰈の旨味とシャリのバランスが良いのがよくわかる。シャリがまろやかな感じ。
⒉墨烏賊
⒊小鰭・・・誰もが語るように程よい甘みと酸味の中から小肌の旨味感じられますね。
⒋赤貝・・・これは閖上だと思うが、先日の水天宮の赤貝の方が良質で肉厚であった。が、旨い赤貝である事には変わりない。
⒌鯵
⒍鯖
⒎小柱・・・小柱の仄かなかをりに酔いしれます。
⒏鮪・・・・鮪もありますよと勧めてくれました。すこしシッカリしているが、やはり鮪の旨さは最高ですね。
⒐ミル貝
⒑穴子・・・煮切りを少し塗って炙ってから握ってくれます。
⒒青柳
⒓煮蛤・・・甘い。。。
⒔いくらの醬油漬け・・・海苔の風味とよく合います
⒕小肌・・・追加です。
⒖干瓢巻き・・・やはり干瓢巻きが旨い。しつこくない甘味が大好きです。
#22,990
親方はかなり高齢(82?)だが、四代目(娘婿?)が既に、夜の忙しい時は握ってるそうで、此方の老舗は安泰ですね。
昔、何かの雑誌でコチラは明石の蛸が名物と記憶にあったが、今日それが味わえなかったのが少し心残りでした。
今日はおいしい物を食べ過ぎたので、明日から暫くは粗食に努めよう!
滞在時間:30分
息子さんの見送りあり。
@1,393
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・創業は昭和12年(戦前は三田の慶応義塾大学の近くに店)
・昭和23年に銀座に移転
・平成20年現在の場所に移転(三越裏の再開発計画の影響)
三代目の矢崎桂さんは名古屋、日本橋で修行後、昭和35年に「ほかけ」に
お店は「三越裏再開発計画」により、一度は閉店を考えたそうです。
昔は、黒澤明、三船敏郎、香川京子、津島京子といった名だたるスターが訪れたお店です。
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この近辺は食の黄金地帯です。
“ほかけ”の裏手が明治10年創業の“双葉鮨”なので、どちらにふらっと入るか迷いますね。
更に、新富寿し出身の親方で、通し営業の“み富”もここからそんなに離れていない。カレーの老舗“ナイルレストラン”も目と鼻の先だ。ふらっと来たら何処に入ってよいか迷うかもしれない???
#20191030
#22,990