




CAFE 美場
必見口コミ!
大喰らいのくせにアートに囲まれているのが好きだ。 『大喰らい』は指摘される前に言っただけだから無視してもらってよい。この場合の『アート』とは映画、演劇、音楽、文学ではなく絵画や彫刻といったジャンルのものを指す。だから昔から時間があるとちょくちょく美術館へと足を運んでいる。ここしばらくは信濃美術館が改築中だったり、コロナのおかげでいくことが出来ていないが。 主に抽象画を好む。だってわかりやすいではないか。近代以前のものは約束事が多いから嫌なのだ。風景画はその瞬間を描いている、すなわち凍結された時間=死を意味するとか。絶対的な予備教養がないと楽しむことすらできない。 その点ダリにせよマグリットにせよ、約束事の壁を乗り越え、自らが観えている光景を素直に描いただけの作家はよい。なぜこのように観えているか、まではわからないがあなたの内面だからわからなくて当然だ、と居直ればよいこと。別に気にせず楽しめばよいではないか、とも思うがそこは真面目で几帳面な性格ゆえ我慢できないのだ。 「CAFE 美場」 長野から中条へ向かう道沿いにある民家を改装したカフェだ。昨年(2019年)にオープンしたというこちらは、以前から気にはなっていたが、同行者がいたり休業だったりとなかなかお邪魔することが出来なかったのだ。現場帰りで作業服だがまぁよいだろう。まったく予備知識なしで入ったのだが、近在のアーティストたちによる工房、ショップ、カフェとなっている。当然カフェで使われる食器類はそのアーティスト作のものだ。なんだが楽しいぞ。 「鯉焼き+コーヒー」600円 鯛焼きならぬ鯉焼きは善光寺 東之紋町にある藤田九右衛門商店から取り寄せたものだという。ここは駐車がないのでなかなか買いに行けないから、とても嬉しい。プレーンか竹炭入りがあるというのでもちろん後者とする。真っ黒な鯉焼きは、重厚感のある可愛らしさという感じ、そしてここの代表 角居康宏氏作である、金属製の皿がシャープさが加わり、アンバランスでユーモラスな風が面白い。 直焙煎と言われるコーヒーは、正直なところもう少し濃い目で熱々を好むが、ユーモラスな鯉焼きの前ではこれくらいの、ほどほどに優しい方が合っているのかもしれない。 たった今、写真を観ながら書いているのだが、コーヒーカップがまた優しげな風でよいのだ。メニューにはお2人の作家が記載されており、どちらの方のものかお訊ねするのを忘れていた。それは次回の宿題およびお楽しみとしたい。
カフェ
長野県 長野市中条4462

















































































