





なると屋+典座
必見口コミ!
『典座』(てんぞ)は、曹洞宗高祖道元禅師が、食も修行と中国から導入され『典座教訓』に著された、所謂、禅寺の料理長のことである。 その『典座』を店名に配する鎌倉小町通り二階の[なると屋+典座]さん。 使われている野菜は鎌倉農協連即売所から仕入れる新鮮な鎌倉野菜。 精進料理とも、ヴィーガン料理とも言え、しかも、鎌倉内外の老若男女の舌を唸らせる美味しさを誇り、2004年創業以来、鎌倉を代表する名店の名をほしいままにしている。ある意味、最も鎌倉らしいお店でもある。 小雨の降るお昼過ぎ、流石にコロナ禍、席は空いていると思い、階段を上がると何と満席の盛況。表のベンチで10分程待つと、7月とは言え、降雨の為に4月並みの気温で、意外にも"葛とじうどん"を召し上がる方々が目立つ店内の窓際、たった一卓だけある二人掛けソファー席に案内される。 メニューを見るまでもなく【7月のごはん】(¥1600)を注文する。 野菜を沢山使った月替わりの献立と野菜は、 先(胡麻豆腐) 飯(トマト・ししとう) 汁(南瓜・青柚子) 鉢(茄子・蓮根・ズッキーニ) 小鉢(冬瓜・もずく) 私の家は曹洞宗で、幼い頃から永平寺へは曾祖父母、祖父母の分骨に訪れ、菩提寺の寺格もご住職も高位にあったことから、当時の禅師さまや典座の高僧にお会いする栄に浴し、宿泊と食事をいただく幸運に恵まれた。 差し詰、こちらの典座は、野菜の匠イチカワヨウスケさんである。今日は、厨房とフロアーを男女5人が無駄のない流れるようによどみなく動かれている。 10分程して膳が運ばれてきた。 盆には、漆黒に染められた麻の敷物に、深緑の皿に山葵の載った胡麻豆腐、白地に茶の紋様の陶器に軽くトマトを和えてししとうの甘辛煮をトッピングしたごはん、朱色の漆器に裏ごしされた南瓜と青柚子の入った冷製汁、鮮やかな青の磁器に茄子・蓮根・ズッキーニを海苔で巻き素揚げされた鉢、冬瓜ともずくの冷製煮浸しの一汁三菜に、胡瓜の香の物と自家製梅干が添えられて載っている。 毎回、何色の敷物で、どの器で供されるかも楽しみのひとつ。 (既に、何十回もいただいているが、二度と同じ組合せに出会ったことはない) そして、何年か前に、1月から12月まで毎月のごはんをいただいた経験から言えば、毎月の献立は、旬の野菜を使うことからほぼ不変。但し、味付けや調理法に手が加えられている。つまり、美味しく進化しているのである。 7月は季節柄、貫かれているコンセプトは私流に解釈すれば『涼』である。 冷製、爽やかな酸味、後味スッキリ、梅雨の鬱陶しさを払拭し、来るべき暑気に備える栄養補給などに配慮されているように感じる。そして、野菜嫌いが自然と箸が進む不思議さも内在した料理と言えるのではないだろうか。それが、長く人気を保っている原動力になっているのであろう。 もうひとつおまけに、こちらのごはんをいただくことで、バランスの崩れた食事を1ヶ月に一度、正しく軌道修正してくれる効果も期待出来るのである(^-^) #鎌倉野菜尽くし #精進料理 #ヴィーガン料理 #行列が絶えない #身体に優しい #鎌倉 #小町通り
鎌倉駅徒歩2分
野菜料理 / 自然食 / 精進料理
神奈川県 鎌倉市小町1-6-12 寿ビル2F











































